スピーカー自作のご参考に!

シンプルなネットワークと小口径ツィーターの2ウェイシステムの製作

今回はGRSの16cmパルプコーンウーファー、6PF-8を使って、ローコストな2ウェイシステムを作ってみました。
この6PF-8ウーファーは高音域が8kHzまで伸びていて、ディティールも再現するフルレンジ的な性格を持っています。低価格な2ウェイの場合、ネットワークの費用も馬鹿になりませんので、クロス周波数を高く取り、しかも6dB/Octのタイプにしています。
ツィーターにはVifaのD19TD-05-08ツィーターを使用しました。19mmの小さなボイスコイルのソフトドーム型で繊細な拡がりのある音が楽しめます。
ウーファーのスペックから見て12リットルの密閉型となっています。
外形寸法 幅234mm、高356mm、奥行204mm(突起部除く)

エンクロージャはマークオーディオの2ウェイ作例で使った12リットルの物がバッフル交換式ですので、それを流用しています。


使用したユニットとネットワーク部品
6PF-8、16cmウーファー D19TD-05-08ツィーター AudynCapコンデンサ 空芯コイル セメント抵抗
ネットワーク図、6dB/oct、クロスオーバー周波数5kHz
ツィーターは2.2μFを使用、カットオフ周波数は9kHzとなります。
ウーファーは1.0mHで1.3kHzのカットオフとなります。


音質と周波数特性
全体的に透明感があるというかクリアな印象の音となりました。小口径ツィーターの細やかなタッチが心地良く、高音域の広がりもあります。グラフから見れるように、1kHz〜5kHzの中音域のレベルが少し低くなっていて、それがすっきりした感じの音になっているようです。人の耳に敏感な1kHz〜5kHzの音圧レベルが低いと聴きやすい感じです。
低音側のレベルはグラフのように、だら下がりとなっていて、ダブつきのない密閉型の音となりました。120Hzあたりのピークは部屋の特性の様です。




赤色はウーファー、青色はツィーターの周波数特性です。だいたい5kHzのクロスオーバー周波数となりました。




赤色はウーファーを直接つないだ時、黒色は1.0mHをつないだ時の周波数特性です。コイルを入れることで中音と中高音の音の感じはかなり変わってきます。

※上記の周波数特性の測定は一般的なリスニングルームでの測定ですので定在波等の影響がある事をご了解ください。




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