スピーカー自作に!フルレンジ・2ウェイの高音質スピーカーキット
 Tang Band 8cmフルレンジスピーカー W3-926SC
スピーカーキットCB2.2TBに付属のフルレンジユニットW3-881SDの音が大変良かったので、このW3-926SCも取付けてみました。共通点は振動板材質がポリプロピレン、マグネットがネオジウムという所です。
このW3-926SCはセンターキャップがなくアルミ削りだしのフェイズプラグが付いていて高級感のある物です。ネオジウムマグネットに冷却用フィンが付いているのかと思い良く見るとプラスチック製、これは単なるカバーと考えた方が良さそうです。
音質は高音域がストレートに延びていて爽やかな印象です。微細音の再現性も良く、ディティールの良くわかる音です。かと言って高音の刺激的な音は大変少なくフラットな感じで、金属製フェイズプラグの効果か少しクールな印象もあります。低音域のボリュームは少し少なめで全体的には高音域優勢型です。中低音が割りと締まっている感じです。クラシックの室内楽やギターなど微細な音の出て欲しいソースにはぴったりとマッチするように思います。ジャズのピアノトリオではピアノのタッチの切れの良さが心地よい感じです。
マグネットはネオジウムですので写真のとおり大変小さい物です。CB2.2の内容積が2.2リットルですので少しでも容積を有効に使うことが出来ます。また、背面への音抜けも少し良くなると思います。フレームは小型のスピーカーユニットにもかかわらずアルミダイキャスト製で、開口が大きく設計されていて背面の音抜けも良いものです。
Tang Bandのフルレンジユニットの特徴として、ダンパーの背面にスリットというか空気抜きがあります(上から3つめの写真をご覧下さい)。振動板が動くにつれてダンパーも動きますので、ダンパーの背面が密閉された設計ですと空気の排出が追いつかずにダンパーが変形するのを避けると言う考えで作られています。また、このスリットを通してボイスコイルの熱も外側へ逃げやすくする事も考えているのかもしれません。
Tang Bandは非常に多種類のフルレンジを製造しています。8cmフルレンジスピーカーユニットの振動板の材質だけでもパルプ、ポリプロピレン、アルミニウム、チタンと多種類を用意、マグネットもフェライトありネオジウムありと選択に困るほどです。
Tang Bandのホームページ

[仕様]
型番 Tang Band W3-926SC
形式 8cmフルレンジ
振動板材質 ポリプロピレン
インピーダンス 8Ω
音圧レベル 88dB
再生周波数帯域 106〜20,000Hz
最低共振周波数 106hz
ボイスコイル径 20mm
定格入力 15W
最大入力 30W
振動板有効面積 32cm2
Vas 1.8Ltr
Qts 0.445
W3-926SCフルレンジスピーカーユニット
W3-926SCフルレンジスピーカーユニット
W3-926SCユニットネオジウムマグネット部
ネオジウムマグネット部
フレームのスリット構造
ダンパーの背面が見えています。
W3-926SCフルレンジ・アルミ製フェイズプラグ
高級感のあるアルミ製フェイズプラグ

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